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空家・空地コラム

次世代へ引き継ぐ

先日引渡しが完了しました空き家。

購入されましたのは、物件がある地域に強い地元の不動産業者様。

空き家の解体が終わり、更地にして販売しております。

(販売情報はこちら)

草木が生い茂って、大きな建物があったのですが、

およそ一ヶ月できれいな更地となっておりました。

本物件がある地域は、子育て世代に人気の閑静な住宅街。

いわゆる昔に開発されたニュータウンでありますので、

古いお家もありますが、新しいお家も次々と建っており混在しております。

一つ一つの空き家がきれな更地となり、そこへまた若い世代が新しいお家を建てる。

土地が引き継がれ、街全体が美しく生まれ変わっていく様子がまた嬉しいですね。

高砂市 空き家相談セミナー

本日は兵庫県は高砂市まで、NPO法人空き家相談センターのセミナーへ行ってまいりました。

私が所属している当NPO法人ですが、何年も前から様々な地域で空家セミナーを実施しています。

セミナーの参加者も年々増えておりまして、空き家問題を抱えている方、今は抱えていないが将来のために備える方など、空き家問題に関心が高まっているように思います。

セミナーは3本立て。

空き家が引き起こす地域全体の不動産価値の低下についてや、

2024年4月1日から始まった相続登記の義務化について、

遺品整理について家族でするか業者に頼むかなど、

空き家に係る役に立つお話をいたしました。

セミナーの後は個別相談があり、私も相談員として対応させて頂きました。

空き家のある現地も視察させて頂き、築50年ほどということでしたが手入れが良くされていて、まだまだ使える状態でございました。

建物が使えるということは、解体代を考慮せず査定ができるということです。

もし、雨漏りが酷かったり、壁のところどころにヒビが割れていたりしましたら、建物の価値はゼロではなく販売価格に対し解体代を考慮しなければならないのでマイナス査定となります。

例えば、土地価格1000万円だといたしましたら、

建物価格は解体費250万円のマイナスで古家付土地としての販売価格は750万円となります。

今回の場合は、解体する必要がない建物でしたので、土地に合わせて建物の価値も付加して査定することができそうです。

空き家の所有者様は、少しでも空き家の問題が進めば嬉しいと切に願っておりました。

ご期待にお応えできるよう、しっかり査定し、販売方法についても提案していきます。